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アルバトロスとは? [NZの自然]

こんにちは、もふこです!!


日本はお盆ですね。
東京は最高33度、最低25度のようで…。更に湿度は74%。
きっととても蒸し暑いことと思います。

ニュージーランド、ダニーデンは本日最高11度、最低6度、湿度は84%です。
昨日と比べるとだいぶ暖かくなってきていて、段々と冬の終わりを感じています。


昨日少し触れたのですが、ダニーデンは一日で四季を感じられると言われるほど気温の変化が激しいと言われています。
夜中から早朝にかけては冬のように寒く、朝から昼にかけては春、昼間から日没少し前までは夏、日没後は秋といったように、一日に四季が詰まっているのです。お得ですね!!(?)

一年の中で、夏と冬の平均気温差は10度ほどと言われていますが、日照時間や風の関係で気温差だけではわからない気候のバラ付きがあります。
ダニーデンは南緯45度に位置するので、南極からの冷たい風の影響を受けやすいです。

気温だけで見るとそこまで日本との違いはないはずなのですが、冷たい風の影響で帽子やマフラーがないととても寒く感じます。
そして、朝方、夜はとても冷え込みます。冬はもちろん、夏も掛け布団はしっかり被って寝るといいと思います。

さらに、小雨がしょっちゅう降るので、夏でもウィンドブレーカーなどの帽子付き、防水加工のある上着を一枚持っているとよいでしょう。



ところで、ニュージーランド南島には南極からの風が強く吹くというお話をしましたが、みなさんはアルバトロスという鳥をご存知でしょうか?

アルバトロス(Albatross)というのは、アホウドリの英名です。
アルバトロスと聞けば、艦船や航空機の名前に使われることもありますね。
それは、アルバトロスがその大きな翼と風を巧く利用して長距離を飛ぶ鳥のひとつであることから命名されているのです。


私にとってアホウドリは、中学生の頃に読んだ無人島に漂着した人々の本のおかげか、「真正面から捕まえようとすると翼を広げるだけで逃げない阿呆」のイメージなので、艦船や航空機にアホウドリという名前が付いていると思うとすこし面白く感じます…(笑)


さて、アルバトロスの一種であるノーザン・ロイヤル・アルバトロス(Northern royal albatross)は、翼を広げると3mもの大きさになる世界最大級の海鳥なのですが、その大きな体格故に、飛ぶためには強風と、長い滑走が必要です。

先ほど書いたように、ダニーデンは南緯45度。南極からの強く冷たい風が吹くダニーデンは、アルバトロスの飛びやすい気候、つまり「強い風の吹く波の荒い高緯度海域」を持っているのです。

それ故に、ダニーデンの近くのオタゴ半島の先端、タイアロア・ヘッド(Taiaroa Head)には、ノーザン・ロイヤル・アルバトロスがその翼を大きく広げて大空を滑空する姿を間近で観察できる「ロイヤル・アルバトロス・センター(Royal Albatross Centre)」という場所があります。
また、特に風の強い日には、ダニーデンの街の中でも、かもめに混じって建物の屋上にとまっている姿を見ることができます。

ダニーデンは、自分たちの住む街が自然の中にあることを実感できるとてもいい街だと思います。
ダニーデンにいらっしゃる方がいれば少しでも参考になれば幸いです!!!

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